2012年 11月 13日
2005年にテート・モダン(ヘルツォーク&ド・ムーロン設計)で行われたインスタレーション『ウェザー・プロジェクト』言わずと知れたオラファー・エリアソンによるもの。 7階建て相当の高さの天井に鏡を張り(つまりその倍の高さ)、そこに半円の照明を鏡に反射させて円形に輝やかせ、さらに霧を発生させることによって人工物の『沈まない太陽』を出現させた作品。 この写真を見ると、寝そべって鏡に写った自分を見たり、座って話したりと誰もが自由に能動的な時間を過ごしている。 建築家、青木淳氏の著書『原っぱと遊園地』じゃないけど、やはり僕は原っぱ派。いつの日からか、ただ与えてくれるだけの遊園地には満足出来なくなった(大嫌い)。 オラファー・エリアソンのすごい所は人工物の作品を自然現象ように知覚化させてしまうところではないだろうか。 自然現象の知覚なんて到底無理だし,比較も出来ないのですが、自分もなるべく『原っぱ』よりの物、時間、空間をつくりたい。 ヤザワ
by ippomm
| 2012-11-13 01:27
| ■ 無相創
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