2010年 10月 11日
照明について 商売について 大事な事!
先日、ある作家さんから照明について聞かれました
その作家さんは、私のとても尊敬している方で 
物腰はとても柔らかいのですが中身に一本筋が通っていて
御自分の作る物に真っすぐな誠実を感じられます。

その方が照明を作られる際に法的な事をクリアして
販売したいので役所等に行って色々聞いたが判らない事が有るとおっしゃいました。

私は、色々自分の知っている事を説明しました。

数日後、良く店にお越しになるお客様が照明を持って来られました。
『ある店でこの照明を買ったんだけどすぐにコードが外れてショートして壊れた』
とおっしゃいました。『その店に言って直して貰った方がいいですよ』と言ったら
『すぐに電話したら、強く引っ張ったんじゃないですか うちは修理はやっていません』と
答えたと言う。

確かに古いものの場合、お客様の依存度が低い為(自己責任と思われる方)
クレーム等を言われる方が少ないですが 明らかに店側に過失が有る場合
誠心誠意を持ってお客様に対するのが本道だと思います。

ラフで良い事と、しっかりやるべき事 そのバランスがとても大事で
照明等は販売する場合、法的にちゃんとしたルールが有ります。
このシェード、カッコイイでしょでは済まされない責任が有るのです。
売る側(作る側)は、その事を肝に銘じてやらなければいけません。

照明は、10年程前から本格的に作り始めました。
最初の頃はなにも知らなかったので勝手に作っていましたが、作り始めて1年半位過ぎた頃
三越銀座店で企画展(2000年)をさせて頂く事になりその時、三越さんから色々教わって
役所に届けを出しました。
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当時は、電気用品取締法が施行されておりました、基準とされるものがSマークしか無い為
電気安全環境研究所(JET)に検査して頂きました。
1製品に対して通常検査料が30〜50万円。2製品の検査をしました。
三越さんから御紹介頂き、展示会の為の必要な検査等をして貰い多少減額してもらいました。
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ものを作って売る側にもっとも大事な責任が有ります。
PL法、製造物責任法(せいぞうぶつせきにんほう)とは、製造物の欠陥により損害が生じた場合の製造業者等の損害賠償責任について定めた法規のことをいうが、形式的意義においては、上述の損害賠償責任について規定した日本の法律(平成6年法律第85号)のことをいう。1995年7月1日施行。
私も2000年から生産物賠償責任保険に加入しております。
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現在までずっと継続して賠償保険に入っております。

数年前に電気用品安全法が施行され、その際 又新たに事業内容をプラスしました。
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私自身 役所で役人と話して知ったのですが 古い照明などの痛んだコードを
新しく付け換えただけでそれは明らかに製造者になります。
又、海外のアンティークの電気製品などは何か有った場合 販売者の責任になります。

作って売るのはとても簡単な事です、但し作る側は買って頂いたお客様に御迷惑が
かかっては何もなりません。  又、何かをセレクトして売っても同様です。

お店を始めました、はい辞めましたでは何もならないのです。

西荻窪には、その全てを教えてくれる20年30年40年と商いされているお店が沢山有ります。

私共も、その方々の爪の垢を煎じて一歩ずつ近づけていければと考えております。

無相創、ENSYU共々 お買い上げ頂いたお客様の信頼を裏切らない様精進して参ります。

今までお買い上げ頂いたお客様、又これからお越しになられる御客様も
私共で買われたもので何か御質問、修理等有りましたらいつでもお問い合わせ下さい。



無相創   ヨネハラ・マサカズ

by ippomm | 2010-10-11 15:53 |  ■ オシラセ


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